教育 高校生

教育改革のむずかしさ

教育問題への取り組みの、ひとつの特徴は、「改革すると悪化する」というものです。
たとえは高校生の受験です。
かつて高校受験は、どこも一回の学力試験で決まってしまう方式だったのです。
これでは、受験日に体調不良で力を発揮できない子どもがかわいそうだという声が高まり、中学での内申書も重視しようということになります。
この内申書の成績のつけ方も、定期試験の結果だけでは、本人の努力や意欲が反映されないことがあるという反省が出て、日々の授業態度も見ようということになったのです。
これが、勉強への「関心、意欲、態度」を見る観点別評価になります。
ところが、この観点別評価が、中学生のストレスの原因になって色々な不調を引き起こします。
とりあえず目の前の問題に取り組む改革をすると、それがどんなに善意にもとづくものであっても、かえって前より悪化することが多いのです。
実に皮肉なことです。
と共に、教育改革のむずかしさを痛感させられます。

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